奔れ、空也 空也十番勝負10

薩摩の地で壮絶なスタートをきった空也の修行の旅。
最終巻で空也は、大和国に入り、柳生新陰流の道場で稽古する機会を得ます。
しかし、そこで空也は道場の有り様に違和感を抱き……。
一方、空也との真剣勝負を望む佐伯彦次郎がその動向を密かに探ります。
空也の帰還を待ちわびるおこんや磐音、
それに霧子や眉月らの想いは通じるのか、
そして、最後の勝負の行方は――!?

佐伯泰英著 文藝春秋 847円(税込)