昭和62年発行の『新釈 備中兵乱記』を35年ぶりに大改訂。この間に明らかになった研究成果や歴史コラムを盛り込み、備中国の覇者三村氏と毛利の軍勢が激突した「備中兵乱記」と、羽柴秀吉による中国攻めを記した「中国兵乱記」の二つの軍記物語を再編集。野望、謀叛、裏切り渦巻く戦国乱世をなで斬り進む武将たちのたぎる生と死を描く。
月の立つ林で
似ているようでまったく違う、新しい一日を懸命に生きるあなたへ。最後に仕掛けられた驚きの事実と読後に気づく見えない繋がりが胸を打つ、『木曜日にはココアを』『お探し物は図書室まで』『赤と青とエスキース』の青山美智子、最高傑作。
現代語訳 備前軍記
岡山の戦国時代決定版を令和に改訂!備前国を舞台に繰り広げられた松田、浦上、宇喜多氏の栄枯盛衰がここに―。江戸時代の軍記物語を現代の歴史研究で読み解く。
赤ずきん、ピノキオ拾って死体と出会う。
七人の小人と暮らす白雪姫。鏡が映し出すものとは?ブレーメンに行きたいロバ・犬・猫。ハーメルンで遭遇した事件とは?子豚が建てた三つの家。その中で起きたこととは?みんなが知ってる童話の世界で今度は誰が殺された?赤ずきん、再び推理の旅に出る。
幸福とはなんぞや
すべて成るようにしか成らん。不愉快なことや怒髪天をつくようなことがあってこそ、人生は面白い。死ぬことも怖くないし、貧乏も怖くないし、どん底をくぐり抜けるということはありがたいことだった。生きるとは、老いるとは、死とは、幸福とは……。読めば力が湧く、愛子センセイのメッセージ。
瓢箪から人生
振り返ってみればなんと幸運な出会いであったか。「これだけはどうしても書いておきたかった」思いもよらぬ人生の悲喜交々と俳句の日々を綴ったエッセイ集。
転生したらスライムだった件 20
暴走と覚醒の最終章。ミカエルを制したリムルであったが、各地では今もなお激戦が続いていた。ミリム陣営と蟲型魔人(インセクター)の戦いもまた、両陣営入り乱れた混戦となっていた。しかし理不尽なほどの力を持つミリムが本気モードに移行し、勝敗の行方は決まったかのように思われたそのとき、戦場に氷雪の美女が現れる。
烏の緑羽
「なぜ、私の配下になった?」生まれながらに山内を守ることを宿命づけられた皇子。葛藤と成長、彼らのその先には――
1と0と加藤シゲアキ
10年の作家生活を振り返る2.5万字超ロングインタビュー・《1と0と》撮り下ろしグラビア・『ピンクとグレー』から最新の雑誌連載までを網羅する全著作ガイド
その本は
お笑い芸人で芥川賞作家の又吉直樹と、大人気の絵本作家ヨシタケシンスケによる、笑えて泣けて胸を打たれる、本にまつわる物語。