青瓜不動 三島屋変調百物語九之続

おちか、ついに母となる。宮部みゆきのライフワーク、待望の第九弾!江戸は神田、三島屋で行われている変わり百物語。おちかの出産がいよいよ近づく中、三島屋にやってきたいねという女性。彼女が背負う「うりんぼ様」という仏様がおちかの出産を守ってくれるといねは語るが-。

宮部みゆき著 KADOKAWA 2,090円(税込)

六人の嘘つきな大学生

IT企業「スピラリンクス」の最終選考に残った波多野祥吾は、他の五人の学生とともに一ヵ月で最高のチームを作り上げるという課題に挑むことに。うまくいけば六人全員に内定が出るはずが、突如「六人の中から内定者を一人選ぶ」ことに最終課題が変更される。内定をかけた議論が進む中、発見された六通の封筒。そこには「●●は人殺し」という告発文が入っていた―六人の「嘘」は何か。伏線の狙撃手が仕掛ける究極の心理戦!

浅倉秋成著 KADOKAWA 814円(税込)

この夏の星を見る

この物語は、あなたの宝物になる。
コロナ禍による休校や緊急事態宣言、これまで誰も経験したことのない事態の中で大人たち以上に複雑な思いを抱える中高生たち。しかしコロナ禍ならではの出会いもあった。リモート会議を駆使して、全国で繋がっていく天文部の生徒たち。スターキャッチコンテストの次に彼らが狙うのは――。 哀しさ、優しさ、あたたかさ。人間の感情のすべてがここにある。

辻村深月著 KADOKAWA 2,090円(税込)

魂手形 三島屋変調百物語七之続魂手形

一生に一度きりの「物語り」をつづけましょう。江戸神田の袋物屋・三島屋では一風変わった百物語が続けられている。これまで聞き手を務めてきた主人の姪の跡を継いだのは、次男坊の富次郎。美丈夫の勤番武士が語る、火災を制する神器の秘密とは……。

宮部みゆき著 KADOKAWA 814円(税込)

メメンとモリ

「生きる意味」や「生きる目的」って必要ですか?「必ず死ぬのに、生きる意味ってなに?」。不思議な姉弟のメメンとモリの会話から、そのヒントが見つかるかもしれません。読めば読むほど新しい発見があるヨシタケシンスケ最新作。

ヨシタケシンスケ著 KADOKAWA 1,760円(税込)

高校事変 14

魔の体育祭、ついに開幕!梅雨の晴れ間の6月。凜香と瑠那が通う日暮里高校で体育祭が開催されようとしていた。その少し前、瑠那宛てに怪しげなメモリーカードが届いて……。危機はまだ去っていなかった。魔の体育祭、ついに開幕!

松岡圭祐著 KADOKAWA 924円(税込)

探偵はもう、死んでいる。 9

「吸血鬼の反乱はオレが防ぐ。お前たちは手を出すな」かつて二人の名探偵の助手だった俺・君塚君彦は、とある奇跡を叶えて日常という名の後日談に浸っていた。だがある日、世界平和を象徴する《聖還の儀》という式典で、人類の記憶に異変が起きていることが判明し……?

二語十著 KADOKAWA 726円(税込)

老いとお金

誰もが気になるお金の問題にズバリ斬り込む実録エッセイ!お金は貯めるより使ってきた群さん。同年代がリタイアを始めるこの頃、まだまだ現役で働きながら、老後も気になってきた。年金、医療費、実家の相続など、山積の問題さあどうする? 役立つ実録エッセイ!

魔女と過ごした七日間

AIによる監視システムが強化された日本。指名手配犯捜しのスペシャリストだった元刑事が殺された。「あたしなりに推理する。その気があるなら、ついてきて」不思議な女性・円華に導かれ、父を亡くした少年の冒険が始まる。

神様の御用人 継いでゆく者

『神様の御用人』の魅力がたっぷり詰まった一冊!御用人である萩原敏益のもとを訪れたのは子どもの姿をした神様・久久紀若室葛根神。時代と共に力を削がれ失った、かつての姿を取り戻したいという御用を告げられて…。良彦の祖父・敏益の生前最期の御用を描いた表題作「継いでゆく者」をはじめ、書き下ろし番外編小説を3本収録!第10巻のその後、良彦や黄金たちの御用や日常も明らかに。そして登場人物たちのプロフィールや、読者からのQ&Aなど、初公開情報が詰まった「神様の御用人 回顧録」も収録。ファン必携の一冊!