どうする家康 1

ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。国を失い、父を亡くし、母と離れ、心に傷を抱えた孤独な少年・竹千代は、今川家の人質として、ひっそりと生涯を終えると思っていた―。しかし、三河武士の熱意に動かされ、弱小国の主として生きる運命を受け入れ、織田信長、武田信玄という化け物が割拠する、乱世に飛び込んだ。待っていたのは生きるか死ぬかの大ピンチ!個性派ぞろいの家臣団を頼りに、夢と希望にあふれた波瀾万丈の物語がここに幕をあける。

古沢良太著 NHK出版 1,650円(税込)

日本人の宿題 歴史探偵、平和を謳う

「昭和史」シリーズをはじめ、「昭和史の語り部」として多くの戦争関連書を遺した半藤一利さん。没後一年を機に、半藤さんが現代日本人に伝えようとした「大切なこと」を、生前のNHKラジオ番組での「語り」をもとに再構成して書籍化。各章末では、盟友・保阪正康氏が「半藤昭和史」の意義について解説する。

半藤一利著 NHK出版 968円(税込)