機捜235

渋谷署に分駐所を置く警視庁第二機動捜査隊所属の高丸。公務中に負傷した同僚にかわり、高丸の相棒として新たに着任したのは、白髪頭で風采のあがらない定年間際の男・縞長だった。しょぼくれた相棒に心の中で意気消沈する高丸だが、実は、そんな縞長が以前にいた部署は捜査共助課見当たり捜査班、独特の能力と実力を求められる専門家集団だった…。

今野敏著 光文社 770円(税込)

キンモクセイ

法務官僚殺害の容疑者として、アメリカ人の殺し屋の可能性が浮上。警察庁警備局警備企画課のキャリア・隼瀬順平は、専任チームでの対処を上司から命じられるが…。「キンモクセイ」とは何か?誰が味方で敵なのか?警察インテリジェンス小説の傑作。

今野敏著 朝日新聞出版 792円(税込)