意趣 惣目付臨検仕る6

将軍・徳川吉宗の命で、江戸城内を牛耳る目付・阪崎左衛門尉を改易に追い込んだ惣目付の水城聡四郎。後に残った目付たちは、聡四郎の行為を横暴として、吉宗に聡四郎解任の直訴をしようと動き出す。一方、仇敵・藤川義右衛門を追い尾張入りした聡四郎の剣の師・入江無手斎は、藤川を誘き出すために、「荒業」を使うことにした。そして、江戸では聡四郎に新たな刺客が放たれる。内容充実、一気読み必至の人気シリーズ、待望の第六弾。

上田秀人著 光文社 770円(税込)

霹靂 惣目付臨検仕る5

幕政改革に邁進しようとする八代将軍・徳川吉宗の先兵として奔走する惣目付の水城聡四郎。「江戸城の頭脳」である奥右筆、徒目付、そして、「江戸城の監察」目付と手を入れようとしたが、逆に「陰謀」を仕掛けられてしまう。これまで通りの行いで、なぜか聡四郎に謹慎が言い渡されたのだ――。人気作家・上田秀人200冊目となる記念碑的作品。「惣目付」シリーズ、第五弾。

上田秀人著 光文社 726円(税込)