プラチナデータ

  東野圭吾著 幻冬舎  1680円(込)

「全ての事件は、DNAが解決する――」 犯罪防止のため受刑者や国民のDNA情報の管理が可能となるDNA法案が国会で可決し、警察庁はDNA捜査システムを導入。警察庁特殊解析研究所主任・神楽龍平が操るこのDNA捜査システムは、現場の刑事を驚愕させるほどの正確さを持って次々と犯人を特定。検挙率が飛躍的に上がる中、それを嘲笑うかのような連続殺人事件が発生。警視庁捜査一課の浅間は、神楽のもとへ訪れ、遺留品のDNA解析を依頼する。事件は、いつものように簡単に解決されるはずだったが――。

使命と魂のリミット

東野圭吾著 角川書店  740円

「医療ミスを公表しなければ病院を破壊する」突然の脅迫状に揺れる帝都大学病院。「隠された医療ミスなどない」と断言する心臓血管外科の権威・西園教授。しかし、研修医・氷室夕紀は、その言葉を鵜呑みにできなかった。西園が執刀した手術で帰らぬ人となった彼女の父は、意図的に死に至らしめられたのではという疑念を抱いていたからだ…。あの日、手術室で何があったのか?今日、何が起こるのか?大病院を前代未聞の危機が襲う。

このミステリーがすごい! 2010年版

このミス

 

 

 

 

 

 

 

     宝島社  500円(税込)

年末の風物詩、元祖ミステリー&エンターテインメントランキング!『このミス』は定価500円、ワンコインで極上のエンターテインメント情報をお届けします!「ハズレなし!」と、注目のランキングはもちろん、『このミス2009年版』1位作品『ゴールデンスランバー』の映画化記念として、堺雅人スペシャル・インタビューや、ミステリー好きの著名人によるおすすめミステリーなどを掲載。また、綾辻行人、伊坂幸太郎、岩井志麻子、佐々木譲、道尾秀介、湊かなえ他、50名以上の人気作家による、「私の新作」&「デビュー秘話」など、内容盛りだくさんです。ベストセラー作家・海堂尊、ドラマ「相棒」のスピンオフ小説でおなじみのハセベバクシンオー、若者に絶大な支持を受ける山下貴光、3名によ る、『このミス』でしか読めない短編ミステリーも特別掲載。