母の待つ里

40年ぶりに帰るふるさとで待っていたのは、初めて会う“母”だった―。大企業の社長として孤独を抱える松永徹。定年と同時に妻から離婚された室田精一。親を看取ったばかりのベテラン女医・古賀夏生。人生に疲れた三人が選んだのは「里帰り」だった。囲炉裏端に並ぶ手料理や不思議な昔話。母と過ごす時間が三人を少しずつ変えていく…すべての人に贈る感涙の物語。ふるさとを、あなたへ。

浅田次郎著 新潮社 825円(税込)

母の待つ里

家庭も故郷もない還暦世代の3人の男女の元に舞い込んだ“理想のふるさと”への招待。奇妙だけれど魅力的な誘いに半信半疑で向かった先には、かけがえのない“母”との出会いが待っていた。彼らが見出す人生の道しるべとは?あなたを迎えてくれる場所が、ここにある。至高の名作誕生!

浅田次郎著 新潮社 1,760円(税込)