都下の路上で首無し死体が発見され、刑事の鵜飼は現場に急行、地取り捜査を開始する。司法解剖の結果、「斬首」により殺害されていた事が判明。一方、プロキックボクサーだった河野潤平は引退後、都内の製餡所で働いていた。職場の新人・美祈に一目惚れするが、美祈が新興宗教「サダイの家」に関係していると知り…。純粋な信仰心の向かう先にあるものとは。センセーショナルな長編小説。

株式会社 山田快進堂
都下の路上で首無し死体が発見され、刑事の鵜飼は現場に急行、地取り捜査を開始する。司法解剖の結果、「斬首」により殺害されていた事が判明。一方、プロキックボクサーだった河野潤平は引退後、都内の製餡所で働いていた。職場の新人・美祈に一目惚れするが、美祈が新興宗教「サダイの家」に関係していると知り…。純粋な信仰心の向かう先にあるものとは。センセーショナルな長編小説。
警察小説No.1ヒット!累計500万部突破の姫川玲子シリーズ最新作。塞がれた窓、防音壁、追加錠……監禁用に改築された民家で男性死体が発見された。警視庁捜査一課殺人班十一係主任、姫川玲子が特捜に入るも、証拠は隠滅されていて糸口はない。玲子の天性の勘と閃き、そして久江の心に寄り添う聞き込みで捜査が進展すると、思いもよらない人物が浮かび上がり…。魚住久江が合流し、姫川班が鮮烈な進化を遂げるシリーズ第10作!
傷害致死容疑で逮捕された週刊誌の編集者・中西雪実。罪を認め聴取に応じるも、動機や被害者との関係については多くを語らない。さらに、突然「声が、聞こえるんです」と言い始め…。これは要精神鑑定案件か。一向にわからぬ被害者男性の身元。そこに浮上した十四年前の未解決殺人事件。ふたつの事件を繋げたのは、“他界した一人の女性”だった。
葛飾区青戸の女子大生殺害事件。浮上した被疑者は、すでに別件で本所署に留置されていた。勝俣に呼び出された姫川玲子は、本所の案件には触るなと強要される―。(「それが嫌なら無人島」)住人の男が自殺した家の床下から、女性の腐乱死体が発見された!二人の関係は?そして男の不可解な行動の意味とは?(「六法全書」)ほか、姫川玲子が新たな魅力を見せる全七編。
生きながらにして臓器を摘出された死体が発見された。東弘樹警部補らは懸命に捜査にあたるが、二ヶ月が経っても被害者の身元さえ割れずにいた。一方、陣内陽一の店「エポ」に奇妙な客が集団で訪れた。緊張感漂う店内で、歌舞伎町封鎖事件を起こした「新世界秩序」について一人の女が話し始める。「いろいろな誤解が、あったと思うんです」――。各所で続出する不気味な事件。そして「歌舞伎町セブン」に、かつてない危機が迫る……。
時代を越えて生きる一族、闇神の紅鈴と欣治。ある夜、暴行されていた情報屋の圭一を助けたことから親しくなる。圭一の仕事を手伝ううち、大和会系組長三人殺しに関わることに。一方、紅鈴たちに忍び寄る影もあり…。闇夜にヤクザと警察とこの世ならぬものが入り乱れる。
東京・池袋で男の刺殺体が発見された。警視庁池袋署刑事課長の本宮は、捜査の過程で捜査一課長からある密旨を受ける。その約半年後、東京・新木場で爆殺傷事件が起きる。やがて容疑者が浮上するが、捜査に携わる警視庁組織犯罪対策部の植木は、その経緯に違和感を抱く。そしてまた、捜査一課の管理官となった本宮も違和感を覚えていた。捜査の裏に、いったい何があったのか―。