後宮の検屍女官 4

帝の寵妃殺害に加担したとして、掖廷令・延明が投獄された―。衝撃の報せに後宮中が揺れる中、検屍女官こと桃花は、彼を冤罪から救うために立ち上がる。妃は呪殺されたとされており、桃花は検屍を通じて死の真相を究明しようとする。だがそのとき、延明が獄中で新たに殺人を犯し、みずからも命を絶ったという報が入り…。幽鬼事件から始まった後宮に渦巻く陰謀の正体、そして寵妃の死の真相とは?全てが明かされる驚愕の第4巻。

小野はるか著 KADOKAWA 704円(税込)

リコリス・リコイル Ordinary days

オリジナルTVアニメ『リコリス・リコイル』を原案アサウラがノベライズ!喫茶リコリコの日常的な非日常――。甘い和のスイーツとほろ苦い珈琲、そして妙な客とおかしな店員が織り成す誰もがお店に行きたくなる……アニメでは描き切れなかった彼女たちの日常を、アサウラ自らがスピンオフ!

アサウラ著 KADOKAWA 737円(税込)

1と0と加藤シゲアキ

10年の作家生活を振り返る2.5万字超ロングインタビュー・《1と0と》撮り下ろしグラビア・『ピンクとグレー』から最新の雑誌連載までを網羅する全著作ガイド

加藤シゲアキ著 KADOKAWA 1,980円(税込)

わが家は祇園の拝み屋さんEX

小春たちがそれぞれの進む道を見付けた5年後。人の感情を読み取れる少女・寿々は、同じく特殊な力を持つ幼馴染みの千歳たちと学徳学園高等部に進学した。かつて高等部に存在し、世を救う活躍をしていた、憧れのチームOGMの2代目結成を意気込み、寿々は初代メンバーである小春や澪人たちの話を聞きに行くことに。けれど待っていたのは予想外な彼らの現在で!?オールキャストで贈る本編完結のその後。最高のフィナーレ!

望月麻衣著 KADOKAWA 704円(税込)

探偵はもう、死んでいる。 7

探偵と助手の目も眩むような冒険譚はかつて上空一万メートルで始まった。依頼人を助け、事件を解決し、強大な敵と戦う、世界を股にかけた旅。それは探偵の死で終わりを迎えた。―だが一年後、終わった筈の物語は一人の少女の激情で再び動き出す。

二語十著 KADOKAWA 726円(税込)

わたしの幸せな結婚 6

身に覚えのない罪で投獄された清霞。彼と離ればなれになった美世は、清霞を助けるために一人で軍本部へと向かう。しかし目的地に着いたその時、彼女の袖を引く者がいた。振り返った美世が見たのは、清霞そっくりの美少年。彼は清霞の式だという。式に強引に連れ帰られた美世は、薄刃の家で態勢を調えて出直すことを決める。すべては清霞と再会するため、美世は自力で道を切り開いていく。そして迎えた甘水との決戦は―。これは、少女があいされて幸せになるまでの物語。

顎木あくみ著 KADOKAWA 704円(税込)

今夜、世界からこの恋が消えても

僕の人生は無色透明だった。日野真織と出会うまでは―。クラスメイトに流されるまま、彼女に仕掛けた嘘の告白。しかし彼女は“お互い、本気で好きにならないこと”を条件に告白を受け入れるという。そうして始まった偽りの恋。やがてそれが偽りとは言えなくなったころ―僕は知る。「病気なんだ私。前向性健忘って言って、夜眠ると忘れるの。一日にあったこと、全部」日ごと記憶を失う彼女と、一日限りの恋を積み重ねていく日々。しかし、それは突然終わりを告げ…。

一条岬著 KADOKAWA 693円(税込)

オーバーロード 16 半森妖精の神人 下

ダークエルフの村に滞在し、村民と交流を続けるアインズと双子。しかし法国の侵攻はついにエルフ国を攻め落とさんばかりとなった。一計を案じ行動を開始したアインズの前に立ちはだかったのは土の精霊ベヒーモスを使役するエルフの頂点・エルフ王。そして英雄領域に立つ法国の切り札・絶死絶命。歴戦の猛者たちすら畏怖するナザリックの威光を見よ!

丸山くがね著 KADOKAWA 1,320円(税込)

オーバーロード 15 半森妖精の神人 上

魔導国の急拡大を懸念した法国首脳陣はエルフの王を打倒し、魔導国に備えることを決断。同じころ、アインズは「アウラとマーレに友達を作ってやりたい」という親心から休暇と称して双子を連れてエルフの国へ旅立った。法国が大攻勢を仕掛けるさなかのアインズのエルフの国訪問に沸き立つナザリック幹部たち。智謀の主・アインズに期待され奮起した双子は大樹海を縦横無尽に駆け回る!

丸山くがね著 KADOKAWA 1,320円(税込)

黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続

文字は怖いものだよ。遊びに使っちゃいけない―。江戸は神田にある袋物屋“三島屋”は、一風変わった百物語を続けている。これまで聞き手を務めてきた主人の姪“おちか”の嫁入りによって、役目は甘い物好きの次男・富次郎に引き継がれた。三島屋に持ち込まれた謎めいた半天をきっかけに語られたのは、人々を吸い寄せる怪しい屋敷の話だった。読む者の心をとらえて放さない、宮部みゆき流江戸怪談、新章スタート。

宮部みゆき著 KADOKAWA 1,100円(税込)