小春たちがそれぞれの進む道を見付けた5年後。人の感情を読み取れる少女・寿々は、同じく特殊な力を持つ幼馴染みの千歳たちと学徳学園高等部に進学した。かつて高等部に存在し、世を救う活躍をしていた、憧れのチームOGMの2代目結成を意気込み、寿々は初代メンバーである小春や澪人たちの話を聞きに行くことに。けれど待っていたのは予想外な彼らの現在で!?オールキャストで贈る本編完結のその後。最高のフィナーレ!

株式会社 山田快進堂
小春たちがそれぞれの進む道を見付けた5年後。人の感情を読み取れる少女・寿々は、同じく特殊な力を持つ幼馴染みの千歳たちと学徳学園高等部に進学した。かつて高等部に存在し、世を救う活躍をしていた、憧れのチームOGMの2代目結成を意気込み、寿々は初代メンバーである小春や澪人たちの話を聞きに行くことに。けれど待っていたのは予想外な彼らの現在で!?オールキャストで贈る本編完結のその後。最高のフィナーレ!
探偵と助手の目も眩むような冒険譚はかつて上空一万メートルで始まった。依頼人を助け、事件を解決し、強大な敵と戦う、世界を股にかけた旅。それは探偵の死で終わりを迎えた。―だが一年後、終わった筈の物語は一人の少女の激情で再び動き出す。
身に覚えのない罪で投獄された清霞。彼と離ればなれになった美世は、清霞を助けるために一人で軍本部へと向かう。しかし目的地に着いたその時、彼女の袖を引く者がいた。振り返った美世が見たのは、清霞そっくりの美少年。彼は清霞の式だという。式に強引に連れ帰られた美世は、薄刃の家で態勢を調えて出直すことを決める。すべては清霞と再会するため、美世は自力で道を切り開いていく。そして迎えた甘水との決戦は―。これは、少女があいされて幸せになるまでの物語。
僕の人生は無色透明だった。日野真織と出会うまでは―。クラスメイトに流されるまま、彼女に仕掛けた嘘の告白。しかし彼女は“お互い、本気で好きにならないこと”を条件に告白を受け入れるという。そうして始まった偽りの恋。やがてそれが偽りとは言えなくなったころ―僕は知る。「病気なんだ私。前向性健忘って言って、夜眠ると忘れるの。一日にあったこと、全部」日ごと記憶を失う彼女と、一日限りの恋を積み重ねていく日々。しかし、それは突然終わりを告げ…。
ダークエルフの村に滞在し、村民と交流を続けるアインズと双子。しかし法国の侵攻はついにエルフ国を攻め落とさんばかりとなった。一計を案じ行動を開始したアインズの前に立ちはだかったのは土の精霊ベヒーモスを使役するエルフの頂点・エルフ王。そして英雄領域に立つ法国の切り札・絶死絶命。歴戦の猛者たちすら畏怖するナザリックの威光を見よ!
魔導国の急拡大を懸念した法国首脳陣はエルフの王を打倒し、魔導国に備えることを決断。同じころ、アインズは「アウラとマーレに友達を作ってやりたい」という親心から休暇と称して双子を連れてエルフの国へ旅立った。法国が大攻勢を仕掛けるさなかのアインズのエルフの国訪問に沸き立つナザリック幹部たち。智謀の主・アインズに期待され奮起した双子は大樹海を縦横無尽に駆け回る!
文字は怖いものだよ。遊びに使っちゃいけない―。江戸は神田にある袋物屋“三島屋”は、一風変わった百物語を続けている。これまで聞き手を務めてきた主人の姪“おちか”の嫁入りによって、役目は甘い物好きの次男・富次郎に引き継がれた。三島屋に持ち込まれた謎めいた半天をきっかけに語られたのは、人々を吸い寄せる怪しい屋敷の話だった。読む者の心をとらえて放さない、宮部みゆき流江戸怪談、新章スタート。
自らの選択の結果、晴香が意識不明の重体に陥ってしまったことから、後悔の念に苛まれる八雲。そんな八雲の前に現れた七瀬美雪は、「始まりの場所で待つ」という言葉を残し、再び姿をくらましてしまう。自らの手で全てを終わらせる決断をした八雲は、後藤たちとの連絡を断ち、たった一人で七瀬美雪の痕跡を追っていく。全ての因縁の結末、そして深淵の底に八雲が見たものとは―大人気スピリチュアル・ミステリ、ついに完結!!
~扉子と虚ろな夢~
春の霧雨が音もなく降り注ぐ北鎌倉。古書に纏わる特別な相談を請け負うビブリアに、新たな依頼人の姿があった。ある古書店の跡取り息子の死により遺された約千冊の蔵書。高校生になる少年が相続するはずだった形見の本を、古書店の主でもある彼の祖父は、あろうことか全て売り払おうとしているという。なぜ―不可解さを抱えながら、ビブリアも出店する即売会場で説得を試みる店主たち。そして、偶然依頼を耳にした店主の娘も、静かに謎へと近づいていく―。
ドラマ「逃げ恥」「真田丸」、大ヒット曲「恋」に「紅白」出場と、怒涛の日々を送った約2年間。大注目を浴びるなかで、紡いできたのはある日の風景、周囲の人々、心の機微―。星野源が2017年まで雑誌で毎月執筆してきた大人気エッセイを収録。文庫版では10ページにわたる「文庫版あとがき」を書き下ろし。