コロナと無責任な人たち

パンデミックは人災だ!二〇二〇年一月に始まった新型コロナによるパンデミックは、戦後の平和ボケと馴れ合いを享受してきた日本のリーダーたちの本性を暴いた。また、畑違いの分野の素人がコロナ禍に乗じて根拠のないデマを声高に発信し、そのたびに国民の間で不信と分断が生まれた。本書では政治家、知識人たちの腐敗を抉り出し、知性なき国家の惨状を白日のもとに晒す。

適菜 収著 祥伝社 946円