首都 岡山

 東京一極集中の是正、近づく東京直下型地震、南海トラフ地震。ますます、「新しい日本の形」「首都岡山」が必要となっています。  なぜ岡山か、なぜ吉備高原か。   ◎岡山の魅力。吉備高原の魅力。   ◎日本の形を変える必要性。巨大地震は近い。   ◎日本独自の新しい首都の形を。   ◎首都岡山の実現。  読み終わるころには夢物語ではない、と思うに違いありません。

高嶋哲夫著  風企画   1,320円(税込)

JR上野駅公園口

一九三三年、私は「天皇」と同じ日に生まれた―東京オリンピックの前年、男は出稼ぎのために上野駅に降り立った。そして男は彷徨い続ける、生者と死者が共存するこの国を。高度経済成長期の中、その象徴ともいえる「上野」を舞台に、福島県相馬郡(現・南相馬市)出身の一人の男の生涯を通じて描かれる死者への祈り、そして日本の光と闇…。「帰る場所を失くしてしまったすべての人たち」へ柳美里が贈る傑作小説。

柳美里著 河出書房新社 660円(税込)

いっちみち

家族が引き起こした不祥事で故郷を離れ、コロナ禍のなか帰郷した女性。母の実家で、家業代々の秘密を知った息子。両親を事故で失い、我が家にやってきた不思議な従妹。わかりあえると思ったら、遠ざかる。温かいのに怖い。恋があって、愛があって家族になったはずなのに―。「人間」という人生最大のミステリーを描き続けてきた作家による、傑作短編を精選した文庫オリジナルアンソロジー。

乃南アサ著 新潮社 737円(税込)

父渋沢栄一

江戸から昭和へと四つの時代を駆け抜けた実業家、渋沢栄一。新政府では大蔵省の官僚、そして民間では多くの企業の創立や発展に携わる経済人として生きる中で、彼が重要視したのが公益の追求である。道徳に従った活動こそが経済の持続につながるという。息子の視点から、家族とのエピソードを交え栄一の生涯を俯瞰する随一の伝記、待望の文庫化!

渋沢秀雄著 実業の日本社 902円(税込)

向田邦子ベスト・エッセイ

お人好しと意地悪、頑固と機転…人間の面白さを描いた名エッセイ。家族、食、旅など、テーマ別に50篇を精選。

向田邦子著 筑摩書房 990円(税込)

整える習慣

コロナ禍により、知らず知らずのうち心と体は大きなダメージを受けている。そこで大事になるのが、自律神経を整える毎日のちょっとした積み重ね。窮屈な服や靴を選ばない。鞄の中を整理する。ゆっくり話す。ミスはその場でメモ。次にする「一個」を決める。落ち込んだら階段を上り下り。一日一枚写真を撮る…今日からできる108の行動術。

小林弘幸著 日経BP日本経済新聞出版  880円(税込)

推し、燃ゆ

第164回芥川龍之介賞受賞作 逃避でも依存でもない、推しは私の背骨だ。アイドル上野真幸を”解釈”することに心血を注ぐあかり。ある日突然、推しが炎上し??

宇佐見りん著 河出書房新社 1,540円(税込)

心淋(うらさび)し川

2020年第164回直木賞受賞

不美人な妾ばかりを囲う六兵衛。その一人、先行きに不安を覚えていたりきは、六兵衛が持ち込んだ張形に、悪戯心から小刀で仏像を彫りだして…(「閨仏」)。飯屋を営む与吾蔵は、根津権現で小さな女の子の唄を耳にする。それは、かつて手酷く捨てた女が口にしていた珍しい唄だった。もしや己の子ではと声をかけるが―(「はじめましょ」)他、全六編。生きる喜びと哀しみが織りなす、渾身の時代小説

西條奈加著 集英社 1,760円(税込)