【自習書】新学期の準備にどうぞ

小学校・中学校・高等学校の教科書に準拠したガイド及びワークなど入荷しております。
新年度のスタートに向けてお早目のご準備をおすすめします。

教科書ガイドなど自習書 小学校中学校高校

灰色の階段 ラストライン0

事件に対する驚異的な記憶力を持ち、一つの方向へ暴走する捜査班をぎりぎりで引き留める。捜査の最終防衛線=ラストラインを守るいぶし銀のベテラン刑事・岩倉剛。刑事として初めての事件から本庁の追跡捜査係や火災犯捜査係での活躍、さらに結婚式前夜や恋人・実里との出会いなど、岩倉の刑事人生をたどるファン必読の一冊。

堂場瞬一著 文藝春秋 836円(税込)

お探し物は図書室まで

「お探し物は、本ですか?仕事ですか?人生ですか?」。仕事や人生に行き詰まりを感じている5人が訪れた、町の小さな図書室。彼らの背中を、不愛想だけど聞き上手な司書さんが、思いもよらない本のセレクトと可愛い付録で、後押しします。自分が本当に「探している物」に気がつき、明日への活力と希望が満ちていく物語。2021年本屋大賞第2位。

青山美智子著 ポプラ社 814円(税込)

本所おけら長屋(二十)

江戸は本所亀沢町にある「おけら長屋」には、落語の登場人物のような個性的な住人たちが揃い、今日もお祭り騒ぎだ。ある日、おけら長屋の万造と恋仲である聖庵堂の医師・お満に、長崎留学の話が持ち上がるも、最低三年は長崎で学ぶ必要があると聞き、思い悩む。一方、両親に捨てられたと思っていた万造に母親の手がかりが見つかり、長屋の住人たちは奔走するが…。

畠山健二著 PHP研究所 770円(税込)

わかれ縁 狸穴屋お始末日記

「もう、嫌だ!」定職にもつかず浮気と借金を繰り返す亭主の元を飛び出した絵乃は、ひょんなことから離縁の調停を得意とする公事宿「狸穴屋」の手代見習いとなる。そこに舞い込んでくるのは、いずれも家族の“情”がこじれた難題ばかり。果たして絵乃は一人前の公事師となり、自身の離縁も成し遂げられるか!?

西條奈加著 文藝春秋 726円(税込)

カケラ

美容外科医の橘久乃は幼馴染みの志保から「痩せたい」という相談を受ける。カウンセリング中に出てきたのは、太っていた同級生・横網八重子の思い出と、その娘の有羽が自殺したという情報だった。少女の死をめぐり、食い違う人びとの証言と、見え隠れする自己正当化の声。有羽を追いつめたものは果たしていったい―。周囲の目と自意識によって作られる評価の恐ろしさを描くミステリー長編。

湊かなえ著 集英社 726円(税込)

署長シンドローム

大森署を長年にわたり支えてきた竜崎伸也が去った。新署長として颯爽とやってきたのは、またもキャリアの藍本小百合。そんな大森署にある日、羽田沖の海上で武器と麻薬の密輸取引が行われるとの報が!テロの可能性も否定できない、事件が事件を呼ぶ国際的な難事件に、隣の所轄や警視庁、さらには厚労省に海上保安庁までもが乗り出してきて、署内はパニック寸前!?藍本は持ち前のユーモアと判断力、そしてとびきりの笑顔で懐柔していくが…。戸高や貝沼ら、お馴染みの面々だけでなく、特殊な能力を持つ新米刑事・山田太郎も初お目見え。さらにはあの人物まで…!?

今野敏著 講談社 1,870円(税込)

恋とそれとあと全部

片想い男子とちょっと気にしすぎな女子。二人は友達だけど、違う生き物。一緒に過ごす、夏の特別な四日間。めえめえ(瀬戸洋平)は下宿仲間でクラスメイトの女子サブレ(鳩代司)に片想いをしている。告白もしていないし、夏休みでしばらく会えないと思っていた。そのサブレが目の前にいる。サブレは夏休み中に遠方にあるじいちゃんの家に行くのだが、それはある“不謹慎な”目的のためだった。「じゃあ一緒に行く?」「うん」思いがけず誘われためえめえは、部活の休みを利用してサブレと共にじいちゃんの家を目指す。夜行バスに乗って、二人の“不謹慎な”そして特別な旅が始まる―。

住野よる著 文藝春秋 1,595円(税込)

なんでもソーダ割り

これは僕にとって「自分探しの旅」だった。どうしても会いたかった14人+1人との、かなり濃いめの対談集。週刊誌AERAの人気連載、待望の書籍化。

井口理著 朝日新聞出版 2,200円(税込)

地図と拳

「君は満洲という白紙の地図に、夢を書きこむ」日本からの密偵に帯同し、通訳として満洲に渡った細川。ロシアの鉄道網拡大のために派遣された神父クラスニコフ。叔父にだまされ不毛の土地へと移住した孫悟空。地図に描かれた存在しない島を探し、海を渡った須野…。奉天の東にある“李家鎮”へと呼び寄せられた男たち。「燃える土」をめぐり、殺戮の半世紀を生きる。第168回直木賞、第13回山田風太郎賞受賞作。

小川哲著 集英社 2,420円(税込)