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みんなは知らない、ちょっとだけ特別なちから。そのせいで、君のことが気になって仕方ないんだ―きっと誰もが持っている、自分だけのかくしごと。5人のクラスメイトが繰り広げる、これは、特別でありふれた物語。共感度No.1の青春小説!

住野よる著   新潮社   1,512円(込)

ハリネズミの願い

愛なるどうぶつたちへ ぼくの家にあそびに来るよう、キミたちみんなを招待します。…でも、だれも来なくてもだいじょうぶです。」ハリネズミに友だちはできるのか?オランダでもっとも敬愛される作家による、臆病で気むずかしいあなたのための物語。

トーン・テヘレン著  新潮社  1,404円(込)

ライアー

美しき妻の素顔は秘密機関に属する凄腕の暗殺者。穏やかな研究者の夫。素直に育った息子。幸せな家庭に恵まれた神村奈々の真の姿は対象人物の「国外処理」を行う秘密機関の工作員だ。ある日、夫が身元不明の女と怪死を遂げた。運命の歯車は軋みを立て廻り始める。次々と立ちはだかる謎。牙を剥く襲撃者たち。硝煙と血飛沫を浴び、美しき暗殺者はひとり煉獄を歩む。愛とは何か――真実は何処に? アクション・ハードボイルドの最高傑作。

 

大沢在昌著   新潮社   1,015円(込)

騎士団長殺し 第一部

『1Q84』から7年――、 待ちかねた書き下ろし本格長編 その年の五月から翌年の初めにかけて、私は狭い谷間の入り口近くの、山の上に住んでいた。夏には谷の奥の方でひっきりなしに雨が降ったが、谷の外側はだいたい晴れていた……それは孤独で静謐な日々であるはずだった。騎士団長が顕(あらわ)れるまでは。

 

村上春樹著   新潮社  1,944円(込)   第二部 同時発売 1,944円(込)

村上海賊の娘 1~4

時は戦国。乱世にその名を轟かせた海賊衆がいた。村上海賊―。瀬戸内海の島々に根を張り、強勢を誇る当主の村上武吉。彼の剛勇と荒々しさを引き継いだのは、娘の景だった。海賊働きに明け暮れ、地元では嫁の貰い手のない悍婦で醜女。この姫が合戦前夜の難波へ向かう時、物語の幕が開く―。本屋大賞、吉川英治文学新人賞ダブル受賞!木津川合戦の史実に基づく壮大な歴史巨編。

和田 竜著   新潮社    1,2巻 637円(込) 3,4巻 680円(込)

何者

就職活動を目前に控えた拓人は、同居人・光太郎の引退ライブに足を運んだ。光太郎と別れた瑞月も来ると知っていたから―。瑞月の留学仲間・理香が拓人たちと同じアパートに住んでいるとわかり、理香と同棲中の隆良を交えた5人は就活対策として集まるようになる。だが、SNSや面接で発する言葉の奥に見え隠れする、本音や自意識が、彼らの関係を次第に変えて…。直木賞受賞作。

 

朝井リョウ著    新潮社  637円(込)

暗幕のゲルニカ

 

反戦のシンボルにして20世紀を代表する絵画、ピカソの“ゲルニカ”。国連本部のロビーに飾られていたこの名画のタペストリーが、2003年のある日、忽然と姿を消した…。大戦前夜のパリと現代のNY、スペインが交錯する、華麗でスリリングな美術小説。

原田マハ著   新潮社  1728円(込)

わかれ

親しい友人も肉親も、愛した男たちもすべて、もうこの世にはいない。ありありと感じる死者の気配を、日々、書き留めるだけだ―。病を乗り越え、九十歳を過ぎてなお、書かずにいられない衝動に突き動かされ、十年の歳月をかけて紡ぎ出された珠玉の小説九篇。

 

瀬戸内寂聴著  新潮社   1512円(込)

 

村上さんのところ

1億PVの超人気サイトが早くも書籍化! 描き下ろしイラスト満載の愛蔵版。4ヶ月限定の質問・相談サイト上で、村上春樹が答えた約3700問の中から、笑って泣いて考えさせられる名問答473問を厳選。日常のお悩みから、ジャズ、恋愛、生き方、翻訳小説、社会問題、猫、人間関係、そして愛するスワローズまで。落ち込んだとき、迷ったときに何度でも読み返したい「人生の常備薬」。

 

村上春樹/答えるひと フジモトマサル/絵   新潮社   1404円(込)

異国の影

新栄橋完成に沸く大黒屋に、深浦の船隠しを監視する眼を報告してきたのはおこも姿の忠吉だった。監視小屋には、オロシャと思われる文字が記された絵図面、貨幣等が残されていた。多くの証拠を残したことに総兵衛は疑念を募らせる。一方、幕府鉄砲玉薬奉行配下が大黒屋周辺を嗅ぎ回る。正介の秘密に感づいたのか。折から信一郎率いる交易船団が一年弱の航海を終え戻ってきたが…。

 

佐伯泰英著   新潮社  724円(込)