投稿日: 2015年8月1日2015年11月11日 投稿者: 山田快進堂わかれ 親しい友人も肉親も、愛した男たちもすべて、もうこの世にはいない。ありありと感じる死者の気配を、日々、書き留めるだけだ―。病を乗り越え、九十歳を過ぎてなお、書かずにいられない衝動に突き動かされ、十年の歳月をかけて紡ぎ出された珠玉の小説九篇。 瀬戸内寂聴著 新潮社 1512円(込)