陰からの一撃

昨年発生した新橋の社長殺しの容疑者が千葉で交通事故死した。警視庁捜査一課は特に不審な点は無い、と判断していたが、西川の自宅に宛名の書かれていない封筒が。そこには「真犯人は今も逃げている」、そして「追跡捜査係に情報を提供する」との文言が―。怪しいと感じながらも情報収集を優先し、夜の晴海ふ頭を一人で訪れた西川。だがそこに…!西川に魔の手が迫る、緊迫のシリーズ第十二弾!書き下ろし長編警察小説。

堂場瞬一著 角川春樹事務所 902円(税込)