夜明けのはざま ★岡山店店頭販売品は著者サイン入りです

自分の情けなさに、歯噛みしたことのない人間なんて、いない。死を見つめることで、自分らしさ″と生″への葛藤と希望を力強く描き出した、著者渾身の感動作。地方都市のさびれた町に住む佐久間真奈、31歳。彼氏からプロポーズをされるものの、「結婚するなら仕事を変えてほしい」と言われ、思い悩んでいた。家族葬を営む葬儀場「芥子実庵」での仕事にやりがいを持って働いているが、31歳という年齢や、周囲の皆の「あんないい人はいない」という言葉に、心が揺れ動く。そんなある日、彼女の元に衝撃的な知らせが入る--。自分の力で自分を取り戻す、感涙の傑作小説。

町田その子著 ポプラ社 1,870円(税込)

【イベント】講演会で絵本を販売しました

11月3日文化の日に玉野市のメルカで行われた絵本作家サトシンさんの講演会にて絵本の販売をいたしました。来場者もたくさんで大変盛り上がりました。
引き続き八浜店の店内にてコーナーを作成し皆様のお越しをお待ちしております。

蘇れ、吉原 吉原裏同心 40

寛政五年十月、江戸を見舞った大火事のあと、吉原に大勢の客が押し寄せる。その正体を巡り、会所八代目頭取四郎兵衛と一人二役の裏同心神守幹次郎は苦悩する。さらに困窮する切見世女郎らを救うため、幹次郎の密命を帯びた澄乃を、これまでにない危機が襲う!新たな敵が触手を伸ばす中、吉原を苦境から救い出そうとする廓の人々、それぞれの祈りが交差する―。

佐伯泰英著 光文社 836円(税込)

探偵はもう、死んでいる。10

「約束は守る。大事なものはなに一つ奪わせない」辛くもスカーレットによる《吸血鬼の反乱》を止めた君塚たち。だがそれと並行して《怪盗》アルセーヌの脅威は確実に進行し、《暗殺者》加瀬風靡を中心としてあらゆる正義勢力が《怪盗》を追い詰めていくのだが--

二語十著 KADOKAWA 748円(税込)

コーチ

期待されつつ伸び悩む若手刑事たちの元に、コーチとして本部から派遣される謎の男・向井。捜査中の失態に悩む刑事、有名俳優の取り調べに苦戦する刑事、尾行が苦手な刑事。彼らに適切な助言を与える向井はなぜ刑事課ではなく人事課の所属なのか?成長し所轄署から本部に戻った三人が直面した事件と向井の過去が交錯、三人は彼の過去を探り始める。傑作警察小説、待望の文庫化。

堂場瞬一著 東京創元社 902円(税込)

吸血鬼の原罪

東久留米市の公園。荒川の河川敷。そして、東京湾の沿岸。三つの場所で相次いで見つかった遺体。被害者はいずれも首すじに二つの傷跡があり、ほぼすべての血液が抜き取られていた…。まるで「吸血鬼」が起こしたかのような連続殺人。捜査一課の桜井公康から内々に相談を受けた天才医師・天久鷹央は、事件解明に動き出す。現役医師による本格医療ミステリー、書き下ろし最新作!

知念実希人著 実業之日本社 847円(税込)

なれのはて

一枚の不思議な「絵」の謎を追い、令和から昭和、大正へ。日本最後の空襲といわれる秋田・土崎空襲。戦争が引き起こした家族の亀裂は、現代を生きる人びとにも影を落としていた。ある事件をきっかけに報道局からイベント事業部に異動することになったテレビ局員、守谷京斗(もりや・きょうと)。異動先で出会った吾妻李久美(あづま・りくみ)が祖母から譲り受けた、作者不明の不思議な古い絵を使って「たった一枚の展覧会」を実施しようと試みる。ところが、許可を得ようにも作者も権利継承者もわからない。手がかりは絵の裏に書かれた「イサム・イノマタ」の署名だけ。守谷は元記者としての知見を活かし、謎の画家の正体を探り始める。だがそれは、秋田のある一族が、暗い水の中に沈めた秘密に繋がっていた。1945年8月15日未明の秋田・土崎空襲。芸術が招いた、意図しない悲劇。暴走した正義と、取り返しのつかない後悔。長年秘められてきた真実は、一枚の「絵」のミステリから始まっていた。戦争、家族、仕事、芸術……すべてを詰め込んだ作家・加藤シゲアキ「第二章」のスタートを彩る集大成的作品。「死んだら、なにかの熱になれる。すべての生き物の成れの果てだ」

加藤シゲアキ著 講談社 2,145円(税込)

マリスアングル

警察小説No.1ヒット!累計500万部突破の姫川玲子シリーズ最新作。塞がれた窓、防音壁、追加錠……監禁用に改築された民家で男性死体が発見された。警視庁捜査一課殺人班十一係主任、姫川玲子が特捜に入るも、証拠は隠滅されていて糸口はない。玲子の天性の勘と閃き、そして久江の心に寄り添う聞き込みで捜査が進展すると、思いもよらない人物が浮かび上がり…。魚住久江が合流し、姫川班が鮮烈な進化を遂げるシリーズ第10作!

誉田哲也著 光文社 1,760円(税込)

アンと幸福

累計100万部突破!「和菓子のアン」シリーズ3年ぶりの最新作、どうぞ召し上がれ。「みつ屋」以外にも目が届くようになってきた今日このごろ。別れと出会いと「なんで?」を乗り越えて、アンちゃんも新しい扉を開きます。東京デパートの食品売り場から、たくさんのはじめての場所へ……。甘酸っぱい謎と和菓子の世界が、あなたをお待ちしています。??人の転機は十人十色。甘いお菓子で一息いれて、さあ進みましょう。

坂木司著 光文社 1,870円(税込)